こんにちは。
今回は、香りも見た目も楽しめる人気のハーブ「ローズマリー」について紹介します。
肉料理に使えるスパイスとして有名ですが、実は育てるのもとっても簡単。
乾燥に強く、ベランダでもしっかり育ってくれる丈夫な多年草です。
目次
ローズマリーってどんなハーブ?
ローズマリーは地中海海岸が原産の常緑低木。
スッとした強い香りが特徴で、料理だけでなくアロマやクラフトにも使われます。
葉は細く固めで、やや針葉樹のような見た目。
多年草なので、一度育てると何年も楽しめるのも大きな魅力です。
主な種類(好みに合わせて選べます)
種類 | 特徴 |
立性タイプ | 上にまっすぐ伸びる。鉢植え・プランターに向く |
ほふく性タイプ | 横に広がる。ハンギングやグランドカバー向き |
初心者には立性タイプ(トスカナブルー、アープなど)が育てやすくておすすめです。
栽培カレンダー
- 植え付け:3~5月、9~10月(苗が手に入りやすい時期)
- 剪定・収穫:春~秋の成長期に随時OK
- 開花:3~6月ごろ(淡い青紫の小花)
ローズマリーを育てる基本条件
日当たり
- 1日中日が当たる場所がベスト(南~西向きのベランダ◎)
- 日光不足だと、香りや成長が弱くなります
土と鉢
- 水はけの良い土(ハーブ用 or 配合:赤玉6+腐葉土3+パーライト1)
- 鉢は20cm以上、深さのあるタイプがおすすめ(根がよく張るため)
水やり
- 乾燥を好むので、土が完全に乾いてからたっぷり
- 冬はやや控えめに(水やりしすぎると根腐れ注意)
育て方のポイント
剪定(せんてい)は大事!
- 成長期(春~初夏)には”軽く枝先を切る(摘芯)”ことで、株がコンパクトにまとまります
- 放置すると木のように伸びてしまうので、定期的に剪定して形を整えるのが長く育てるコツです
風通しがカギ!
- 湿気が苦手なので、風通しの良い場所に置く
- 梅雨時期などは、鉢の下にすのこを敷いて湿気対策を
よくあるトラブルと対処法
症状 | 原因と対策 |
葉が茶色く枯れる | 水のやりすぎ or 蒸れ → 水控えめ+風通し改善 |
香りが弱い | 日照不足 → より日が当たる場所に移動を |
根腐れ | 過湿や排水不良 → 鉢底石+水はけのよい土にする |
ローズマリーの収穫と活用
収穫のタイミング
- 成長期には枝の先端を5~10cmカットして収穫
- 花が咲く前の時期が、香りが最も強くなります
活用方法いろいろ
- 料理:チキンやポテトに添えて、香りのアクセントに
- ハーブオイル:オリーブオイルにローズマリーを漬け込むだけ
- バスハーブやサシェ:爽やかな香りで気分もリフレッシュ
冬越しと長く楽しむコツ
- 寒さには比較的強いですが、霜や雪はNGなので冬場は屋内や軒下へ
- 年に1~2回の剪定+植え替えで、健康な株をキープできます
まとめ:丈夫で香り豊か。ローズマリーは長く楽しめる相棒ハーブ
- 乾燥に強く、ベランダでも元気に育つ
- 香りは料理やクラフト、リラックスタイムにも活躍
- 一度育てれば”毎年使える”生活のハーブ”に
育てるだけでちょっと生活の質が上がる、そんなハーブ。
まずは一鉢、あなたの暮らしに取り入れてみてはいかがですか?
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