こんにちは。
今回ご紹介するのは、やさしい香りと可憐な花が魅力のハーブ「カモミール」です。
カモミールは古くから「癒しのハーブ」として親しまれ、ハーブティーとしても人気。
見た目の可愛さと香りのよさで、ベランダにひとつあるだけでも気分が和らぎます。
目次
カモミールってどんな植物?
カモミールには主に2種類あります。
種類 | 特徴 |
ジャーマンカモミール | 一年草。ハーブティーによく使われ、花がたくさん咲く |
ローマンカモミール | 多年草。草丈が低く、グランドカバーにも。香りが強め |
初心者さんには、花の収穫が楽しめるジャーマンカモミールがおすすめです。
栽培時期と育て方の基本
栽培カレンダー(ジャーマンカモミール)
- 種まき:2~3月 or 9~10月(秋まきの方が育てやすい)
- 開花時期:4~6月ごろ
- 収穫:花が咲いたら順次
カモミールを育てる環境
日当たり
- 日光がよく当たる場所(半日以上が理想)
- 夏の直射日光はやや苦手なので、真夏はレースカーテンや遮光ネットで調整
土・鉢
- 水はけの良い土(ハーブ用培養土または軽めの野菜用土)
- 鉢は直径18~21cmくらい。根は浅く横に広がるので広めがおすすめ
水やり
- 表面が乾いたらたっぷりと
- 湿気に弱いので、水のやりすぎには注意
カモミールの育て方のコツ
種まきのポイント(春・秋どちらもOK)
- 種が非常に小さいので、「覆土せず」に軽く押さえるだけでOK
- 発芽温度:15~20℃程度
- 発芽までは乾燥させないように注意(霧吹きがおすすめ)
成長後の管理
- 茎が伸びて倒れやすくなるので、支柱を立てると安心
- 花が咲いたら、できるだけ早めに花だけ摘み取ると、次に咲いてくれる
よくあるトラブルと対処法
症状 | 原因と対処 |
葉が黄色くなる | 根詰まり、水のやりすぎ、日照不足が原因のことが多い |
虫(アブラムシ・ハダニ) | 開花期に多発。葉裏をこまめにチェック+牛乳スプレーで対応 |
倒れる・広がりすぎる | 株間をあけて風通しをよく。鉢なら選定で調整 |
収穫と使い道
収穫のタイミング
- 花が完全に開いたら、晴れた日の午前中に摘み取りましょう
- 花だけを摘んで、風通しの良い場所で陰干しするとドライにできます
活用法いろいろ
- ハーブティー:乾燥した花をティーポットに数論。心が落ち着く香りです
- バスハーブ:布袋に入れて湯舟へ。リラックス効果抜群
- ポプリやサシェにして、寝室やクローゼットに
まとめ:カモミールで癒しのベランダ時間を
- 育て方は意外とシンプル。日当たりと水やりに注意すればOK
- 小さな花が咲くたびにに、ちょっと心がほぐれる
- 自分で摘んだ花でハーブティーを淹れたら、それだけで特別な時間に
ベランダでも、しっかり花を咲かせてくれるカモミール。
「育てる・眺める・使う」が全部できる、癒し系ハーブ生活、ぜひはじめてみませんか?
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