こんにちわ。
今回ご紹介するのは、ほんのり甘くてさわやかな香りが魅力の「レモンバーム(メリッサ)」です。
育てやすくて丈夫、料理やハーブティーにも使える万能ハーブ。
ベランダにひと鉢あるだけで、ふとした時に癒しの香りを届けてくれます。
目次
レモンバームってどんなハーブ?
レモンバームはシソ科の多年草で、葉からレモンのような香りがするのが特徴。
古代ギリシャや中世ヨーロッパでも薬草として重宝されました。
見た目はミントに似ていますが、香りはやさしく柑橘系。
リラックス作用があるとされ、ハーブティーやスキンケアにも活用されています。
栽培カレンダー
- 植え付け(苗):3~5月、9~10月
- 収穫:5~10月の間、随時可能
- 開花:6~8月ごろ(白~淡い黄色の小花)
レモンバームを育てる基本条件
日当たり
- 半日陰~日なたが理想。真夏の強光線はやや苦手
- 明るいベランダならOK。夏はレースカーテンなどで調整を
土と鉢
- 水はけのよいハーブ用培養土で十分
- 鉢は直径18~21cm程度、深めのものが育てやすい
水やり
- 表面の土が乾いたらたっぷり
- 多湿が苦手なので、風通しにも注意
育て方のポイント
苗から育てるのが簡単!
- ホームセンターなどで春に手に入るポット苗がおすすめ
- 土に植え付けた後は2~3日明るい日陰で慣らすと◎
定期的に収穫・摘芯でふさふさに
- 成長が早いので、こまめに収穫して形を整えるのがベスト
- 上にばかり伸びる場合はm”摘芯(先端カット)”で横に広がるように促します
よくあるトラブルと対処法
症状 | 原因と対策 |
葉が白くなる | うどんこ病 → 葉を取り除き、風通しを改善 |
香りが弱くなる | 日照不足 → もっと明るい場所に移動を |
葉が小さくなる | 株が老化 or 栄養不足 → 元気な部分を挿し芽して更新 |
レモンバームの収穫と活用方法
収穫のコツ
- 香りが一番強いのは午前中の収穫
- 葉がやわらかいうちに、上から順に摘み取っていく
活用法いろいろ!
- ハーブティー:生葉をそのままティーカップに。リラックスタイムにぴったり
- サラダの香り付けや、レモンの代わりにドリンクのアクセントにも
- バスハーブやアロマスプレーとしても使えます(抗菌・リフレッシュ効果)
冬越しと長く育てるコツ
- 寒さには強い方ですが、霜や冷風が当たる場合は室内に移動
- 株が古くなると香りや葉が劣化してくるので、挿し芽(挿し木)で更新するのがおすすめ
まとめ:香り・使い道・育てやすさ、三拍子そろった万能ハーブ
- 半日陰でも元気に育ち、毎年収穫できる
- 収穫するたび、部屋にレモンのような香りがふわっと広がる
- 初心者でも失敗しにくい、頼もしいハーブです
ぜひあなたも、癒しのグリーンタイムをレモンバームとともに始めてみてはいかがでしょうか?
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