こんにちは。
今回は、イタリアンに欠かせない人気ハーブ「オレガノ」の育て方をご紹介します。
乾燥に強く、育てやすく、料理にも大活躍。
特にドライにして香りを引き立てる使い方が定番です。
目次
オレガノってどんなハーブ?
オレガノはシソ科の多年草で、地中海沿岸が原産。
スパイシーで温かみのある香りが特徴で、ピザやトマト料理、肉料理との相性が抜群です。
ギリシャ語で「山の喜び」を意味する名の通り、丈夫で乾燥にも強く、初心者にも育てやすいのが魅力。
主な種類(香りと葉の特徴で選べます)
種類 | 特徴 |
ワイルドオレガノ(オリガヌム・ヴルガレ) | 一般的なオレガノ。香りが強く、料理向き。 |
スイートマジョラム | 香りがマイルドで、葉がやわらかい。別種だが料理用として人気。 |
ゴールデンオレガノ | 黄緑の葉で観賞用にも。香りはやや弱め。 |
料理用には、ワイルドオレガノまたはマジョラムがおすすめです。
栽培カレンダー
- 植え付け(苗):3~5月、9~10月
- 収穫:5~10月(新芽を随時)
- 開花:6~8月(小さな白~紫の花)
オレガノを育てる基本条件
日当たり
- 日なたでよく育つ
- 半日陰でも育つが、香りが弱くなりがち
土と鉢
- 水はけのよい土を使う(市販のハーブ用土でOK)
- 鉢は深さ20cm以上・横幅広めのものが理想(よく広がる)
水やり
- 乾燥気味を好む → 土の表面が乾いてからたっぷり
- 冬は水を控えめにし、過湿による根腐れに注意
育て方のポイント
摘芯&剪定でふわっと広がる株に
- 成長期には摘芯(先端をカット)して、わき芽を促進
- 花が咲いた後は切り戻し剪定して、株の若返りを図る
風通しの良い環境がベスト
- 蒸れやすいので、密植を避け、風通しを良くする
- 特に梅雨時期は雨に当てすぎないよう注意
よくあるトラブルと対処法
症状 | 原因と対策 |
茎がひょろひょろ伸びる | 日照不足 → より明るい場所へ |
根腐れ | 過湿 → 水はけの改善・水やりの頻度見直し |
香りがしない | 肥料過多 or 日当たり不足 → 無肥料で育てなおすのも◎ |
オレガノの収穫と活用方法
収穫のコツ
- 新芽を中心に摘み取る(葉が柔らかく、香り豊か)
- 開花前に収穫するのが最も香りが強いタイミング
活用法いろいろ!
- 料理:ピザ、トマトソース、ミートボール、グリル料理に
- ドライハーブ:自然乾燥で香りがさらに濃くなる
- ハーブオイルやビネガー:漬け込んで風味をプラス
- ハーブティー:胃腸の不調や風邪予防にも◎
冬越しと更新のコツ
- 比較的耐寒性はあるが、霜が降りる地域では軒下へ移動や簡易カバーを
- 木質化が進むと香りが弱くなるため、定期的に剪定 or 挿し芽で更新を
まとめ:丈夫で香りも万能。料理好きには欠かせないハーブ
- 乾燥・暑さに強く、ベランダでも育てやすい
- 香りが強く、料理のアクセントにぴったり
- 一度育てれば毎年楽しめる多年草!
オレガノを育てて、いつもの料理をワンランクアップさせてみませんか?
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